2008年06月30日

男渋川清彦の写真!

PB110624.JPG「せかいのおわり」撮影中の沖縄で撮った写真です。飛んで行く飛行機
に思いをはせています。
「俺もどっか飛んでいきてーなー」
posted by バカバカンス at 11:49| Comment(319) | TrackBack(0) | キャスト&スタッフブログ

2008年06月29日

男!渋川清彦の1!

男 渋川清彦と最初に会ったのは風間組の「火星のカノン」という映画に助監督でついた時だから 7年前のこと。 当時は芸名がKEEだったので 今でもKEEくんと呼んでいる。今の渋川清彦になったのはKEEくんが30になってから。なので その次の風間組「せかいのおわり」では クレジットが渋川清彦になった。 渋川は生まれ故郷の名前で 清彦は本名。 潔い名前です。
最初は違和感あったけど 段々なじんできましたよ。
KEEくんという名前の時は感じなかったけど もともと古風な日本男児 ってとこがあるのが 渋川清彦 という名前には現れてると思う。
そんな渋川さんが 「せかいのおわり」の撮影中の現場の待ち時間に喋ってる時に 僕が映画を撮る時には出る って言ってくれたんです。そういうこと言ってくれる役者さんは他にもいたりするけど 正直 そう言われても現実的にピンと来なかったりするけど KEEくんの場合は 本当に出てくれると思ったし 逆に出て欲しいと思った。
だから 「バカバカンス」でKEEくんに出演をお願いした時は出てくれるっていう確信はあった。
そんなKEEくんは これまた いい人で 何て言うか一緒にいて楽しい気分になる。そしてKEEくんはカッと笑う。よくイラストで書くような目尻と眉毛が曲線を描きカッと笑う。そしてルパンのようなモミアゲ。伸ばすとくせ毛になる髪のため いつも短い髪型に帽子を常にかぶっている。
そんなKEEくんは一時寅さんに凝っていた。寅さんをリスペクトしたKEEくんは寅さんの映画をレンタルでどんどん借りて見てたようだ。結局 全部見たのかな?
KEEくんはモデル出身で 自分で洋服屋さんもやってるぐらいだから とってもお洒落なんですけで 寅さん好きってとこが憎いです。
そんなKEEくんの吸うタバコはショートホープ。 こないだ 家にきた時も 窓外の洗濯スペースで気持ち良さそうにタバコを吸っていた。ポカポカといい天気で キャンプ用の折り畳みの椅子に座ってプカプカとタバコを吸う様を見てたらエレファントカシマシの「浮雲男」を聞きたくなったのでCDをかけた。
「あープカリタバコをくゆらす男が一人 あーいつも後ろを振り向きゃタバコを吸ってる」という歌詞にぴったりな状況。KEEくんのタバコの煙が空に浮かんでいくのに合わせて歌詞も「プカリ プカリ 煙 雲になる」何だかとっても間抜けな感じで 暖かな日射しの中 このまま8ミリフィルムにでも撮っちゃえば PVが出来てしまいそう。「煙が雲になるわけないよ みんなは笑う」「涼しい顔して この男はそっと呟く
プカリプカリ 煙 雲になる
プカリプカリ 浮雲男」

聞いたことのない愛煙家の皆さんは この歌を聞いて覚えて 鼻唄で歌いながら嘘ぶいて この禁煙化社会を嘆けばいいと思う。
僕は一切タバコを吸いませんが。
(続く)
宮田宗吉(監督)
posted by バカバカンス at 00:15| Comment(6) | TrackBack(0) | キャスト&スタッフブログ

2008年06月26日

『sabra』に掲載!

本雑誌「sabra」8月号(発売中)の中森明夫さんの[美少女映画館]というコーナーに奥田恵梨華さんとバカバカンスがちょっぴり紹介されてます。
posted by バカバカンス at 01:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 最新情報

2008年06月25日

女!奥田恵梨華の3!

奥田さんは京都観光を満喫してるようですが、「バカバカンス」撮影中
の奥田さんの思い出を書くぞ俺は。
 美智男を追って亜衣が走るシーンを撮影してる時のこと。
 たくさん走るカットを撮った。
 正直そんなに走るカットはいるのか?って、自分でも分からなかった。
 ただ後で足りないという事態は避けたかったので結構走ってもらった。
 悪いなと思い、これを走るカットの最後にしよう と思いそのことを
奥田さんに告げに行った時
 「たくさん走ってもらってごめんなさい。でも次で最後にするから」
と言う俺に
 奥田さんは「もう終わりですか?私まだ全然走れますよ」とケローっ
と言ったのですよ。
 助かった、何かその言葉でちょっと楽になったよ。奥田さんも気を
使って言ってくれたんだな、と思う。

 僕は撮影の時のことを思い出す時、いつもあの時の奥田さんのことを
思い出す。
 たいしたことじゃないけど、本人も忘れてるだろうけど、奥田さんは
何を考えてるか分からないこともあるけど、うれしかったんだな、
ちょっと弱ってたんだな俺もきっと。

 走ってるカットは結局全然使わなかった。
 ごめんなさい。
 でも、しょうがないです。そういうもんだよ。

                      と、開き直る宮田宗吉
(監督)
posted by バカバカンス at 01:41| Comment(4) | TrackBack(0) | キャスト&スタッフブログ

『この映画がすごい!』掲載!

本雑誌「この映画がすごい!」8月号(発売中)の「この映画人がすごい!業界人列伝」に宮田宗吉監督と「バカバカンス」が紹介されてます。
posted by バカバカンス at 00:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 最新情報

2008年06月24日

『あっ!とおどろく放送局』出演!

TVインターネット放送局 ―あっ!とおどろく放送局の15ch「ドラマ・映画・演劇」のT‐TIMEという番組に本日6月24日(火)15時から 宮田宗吉(監督)が出演します。
posted by バカバカンス at 11:09| Comment(1) | TrackBack(0) | 最新情報

2008年06月23日

大雨のニュースを見て思い出すこと。

 あれは2005年の夏のこと、まだ吉祥寺の僕の
家つまり美智男の家に引っ越して間もなくのこと
だった。
沖縄に行っていたのだけど台風が来るからと飛行機
が飛ばなくなる前に予定より一日早く帰って来た。
 そんな僕を追っかけるように東京に台風がやって
きて大雨になった。
 新しい部屋でゴロゴロしながら随分雨降ってん
なぁと思ってた。この部屋は雨音が響きやすい構造
なのかな?とも
思ってた。前の前に住んでた千歳烏山の部屋がそう
だったから、ここもそうなのかな、と呑気に。
 そして夜中12時過ぎぐらいか、トイレに立った僕
の視界に靴が浮かんでるのが見えた。
 あぁ靴が浮かんでるなぁと思いながらトイレに入
ろうとする。
 いや、ちょと待て。
 靴が浮かんでる。
 何で?
 と玄関を見ると、三和土の八割ぐらいの高さまで
水が入って来ていて靴が浮かんでるのだった。
 え!
 目を疑う。
 けど、スニーカーやらサンダルやらがプカプカと
浮かんでる。浮かんでるねプカプカと。
 
 ドアを開けて表を見る。
 
 すると一面水浸し。
 ニュースでしか見たことない映像がそこにあった。
 「台風クラブ」か、ここは。
 サンダルを履いて踏み込んでみる。
 膝下ぐらい。
 膝下ぐらいって。
 やべー、これ、えー、部屋が、水浸しになる!
 えー
 雨の中、表の道に出てみることにする、ジャブ
ジャブとサンダルで進んで行く。
 
 表の道には合羽を着たお巡りさんが一人ジャブ
ジャブと水をかき出していた。
 というかお巡りさん一人だけで、
 一人だけ。
 お巡りさんも俺一人でどう出来るもんでもない
し、って感じ。
 お巡りさんに聞くと消防署を呼んでいるらしい。
 消防署?消防署を呼んでどうするんだろう?

 呆然とするが一回家に帰ることにする。
 
 家で合羽と長靴を着用する。(映画のスタッフは
雨降らしのシーンの撮影用にそれなりの装備を常備
してるのだ)

 その格好で表に出ると、同じように出て来た近所
のお兄ちゃんがいる。
 二人顔を見合わすがどうしたもんだか。
 このまま浸水してしまうのか?
 お巡りさんも相変わらす一人だけだし。

 と向かいの家からおばちゃんが出て来た。
 唖然としてる。
 浸水している端から端まで歩いてみる。
 浸水してるのは家の近所50メートルぐらいだけ
だった。道の突き当たりで少し傾斜で低くなってる
せいなのか?
 突き当たりの保育園は完全に水没していて大変な
ことになってるし、その手前の家の駐車場のレンジ
ローバーも水没してる。
 これ廃車になっちゃうんじゃないの?
 ていうかシティもやばいんじゃないの?自分の車
が心配になって戻る。自分のアパートの前の空き地
にとめてるシティを見にジャブジャブ戻る。その空
き地はちょっと高くなってるとこなのでタイヤが1
0センチくらい浸ってるくらいだった。でも、これ
以上浸水したらやばい。
 
 だから家賃安かったんだ。このアパートの家賃は
相場より随分安かった。不動産屋さんで最初に図面
見た時、絶対こんな家賃
のわけない、ボロいか何かあるな、と思った。でも
部屋を不動産屋のお兄ちゃんと見に来たら、全然OK
で即決したのだった。
 
 けど、この有り様。
 あーあ、言ってよ不動産屋さんも、んもー
 ってラクタンしつつプンプンしながら、また表の
道にジャブジャブ戻ると、近所のお兄ちゃんもなす
すべもなく立ち尽くしている。そんな僕たちに向か
いの家のおばちゃんがそこに下水の穴があるはず
だ、そこがつまってんじゃないか?って言う。
 おばちゃんほんまか?半信半疑にお兄ちゃんと二
人でおばちゃんが指さす方向に手を突っ込み手探り
にジャブジャブしてると、
 あった。
 テニスボール!
 テニスボールが排水口に詰まっていた。
 スポン!ってテニスボールを引っこ抜くと、水が
ズバーッと気持ちよく吸い込まれて行く。
 それは気持ちいいくらい。
 ズバーッ。
 誰やねんテニスしてる奴は!
 ズバーッと吸い込まれて行く水に盛り上がるお兄
ちゃんと僕とおばちゃん。
 と、おばちゃんがあっちにもあるはずだと指をさ
す。
 おばちゃん何でそんなこと把握してんの?と思い
ながら、言われた方に行き、手を突っ込み探ってい
ると出て来た。
 今度はペットボトル。
 500ミリリットルのペットボトル。
 再びズバーッと吸い込まれて行く。凄い勢い!
 誰やねんペットボトル飲んだ奴は!

 こうなると下水の口という口が何か詰まってる気
がしてくる。

 おばちゃん!って振り返る。けど、おばちゃんが
知ってるのはそこまでみたいだ。
 自分のアパートの前に戻ると怪しげなふたがあ
る。何のふたかわかんないけどそこを開ける。
 ズバーッ。
 そっからはいろんなフタを開けてはズバーッ。詰
まってんの抜いてはズバーッ。

 段々楽しくなってくる。

 そうこうしてるうちに消防車がやってきて、消防
士さん達がホースで水を吸い出し始めた。
 ゴーッと凄い勢いで水が吸い込まれて行く。

 気がつけば水はだいぶ減っている。
 どうにかなりそう。近所の人たちもチラホラ出て
来てる。

 合羽と長靴姿の僕に「ごくろうさまです」なんて
言う人もいる。

 多分青年団の人か何かと勘違いしてるけど、ま、
いいか。
 
 さっきのおばちゃんが言う

 「こんなの昭和二十何年の洪水以来だわぁ。あの
時は井の頭公園からボートが出てねー」

 えー!それは凄い。井の頭公園って家から歩いて
15分くらいかかる。
 想像するその時の吉祥寺。もう50年くらい前の
こと。ボートが行き交う吉祥寺。ベニスじゃないっ
つうの。
 50年ぶりってことは、しょうがないか。
 疑って悪かった不動産屋さん。ごめんなさい。

 何とかなりそうなので家に戻る。
 合羽を脱ぎながら結構コーケンしちゃったかも
俺、なんて思った。
 でもホントに浸水しなくて良かった。

 翌朝、からりと晴れ上がった空の下、ドアを開け
表に出る。
 昨日のことが嘘みたい。水は完全に引いている。
 僕が開けた色々なフタがあきっぱなのが昨日の痕
跡を残してるくらい。
 と隣の部屋がガチャガチャいって、お隣さんが出
て来た。引っ越してから初めて会う。
 女の人だ。あぁすいません引っ越して来た宮田で
す、昨日大変だったですねぇ、浸水大丈夫でした?
 なんて尋ねると、そうだったみたいですねぇ、な
んて言っちゃ悪いけど少し呑気な感じ。
 よくよく話すと、どーも寝ててこの浸水した状況
を知らなかったみたい。
 だから今ひとつ話が盛り上がらない。そもそも初
対面でいきなりワーッと話しかけてきたから退いて
るみたい。
 そうじゃないって昨日大変だったんだって。

 何だよ俺結構コーケンしたんだけどなぁ。

 なんてことを思ったことを思い出した夜更け、ラ
ジオでは秋葉原の事件について何だかんだと語り
あっています。
 雨は止んだようで、窓の外ではヤモリが張り付い
たまま落ち着いています。こいつ引っ越しした時か
らずっといるけど
 同じ奴じゃないよなあさすがに。ヤモリって何年
生きるんだろ?

 シティ浸水しなくて良かったぜ、浸水して廃車に
なっていたらこの映画撮らなかったような気がする。

                       
           宮田宗吉(監督)
 

 
posted by バカバカンス at 04:07| Comment(3) | TrackBack(0) | キャスト&スタッフブログ

2008年06月21日

偶然のできごとと思い出すことなど

今日も奥田さんのことを書こう、何を書こうかと思
いつつ
吉祥寺でチラシを置きに回るために自転車をこいで
いた。
ネットで検索して出て来たおおざっぱな地図をもと
に目的地のライブハウスに行くと人だかりがある。
何だろ?と思うが、すぐに撮影現場だということが
分かる。現場に入り切らないスタッフや機材がある。
 と見知った顔がある。唯野さんの事務所の社長さ
んとマネージャーさんだ。
会うのは「三年身籠る」の時以来だから随分久しぶ
りだ。チラシを渡し宣伝する。
 チラシの写真を見ながら「奥田さんはこっちから
撮った方がきれいだ。」なんて言う社長さん。
「『三年身籠る』の時はメイクが濃くてもったいな
かった(パンクスの女の子の役だから奇抜なメイク
を基本していた)」
なんて話もする社長さん。
 聞くとこの現場は中村義洋さんの組だという。
 へーじゃぁKEEくん(渋川さん)の出てる映画じゃ
ないですか?
って聞くと、今現場にいて撮影中だけどもうすぐ終
わる、しかもKEEくんの出番はこれでクランクアップ
なんだと。
 え!そうなんだ、そんな現場にたまたま出くわし
てちょっと面白い。
とはいえ、ずっとここで待ってるのも何だし、まだ
配るべきチラシはたくさんある。
 
 また来まーす、と自転車をこぎ ライブハウスや
ら居酒屋さんらを回る。

 と、ポスターを剥がした跡がある大通りに面した
豆腐屋さんを発見。
 すいませーん、と店に入ると奥の座敷に半分腰掛
けた豆腐屋のおじいさんがいる。
 そして、そのおじいさんは渋い顔して自分の手元
のルービックキューブを見つめていた。
 おじいさんもルービックキューブに夢中になって
いたのに急に僕が入って来てびっくりした様子。
 ポスターを貼る話はまるっきり相手にしてもらえ
なかったけど、店を後にして自転車をこぎながら
 何だかにやにやしてしまった。

 全然そろってなかったな あのルービックキュー
ブ。
 一種の脳トレなんだろうか?
 豆腐屋さんとルービックキューブって合ってなく
ていいなぁ。

 そう言えば「あの空をおぼえてる」の助監督した
時、撮影が休みの日に岐阜のホテルで子役の広田く
ん(10才)が
 一人でいる(いつもはお母さんが一緒だけどその
日は用事があって家に帰っていた)と聞いて部屋に
電話したことがあった。
 広田くんは突然助監督のおじさんが「何してるの
広田くん?」とかけてきた電話に少し狼狽しつつ、
こう答えた。
 「ルービックキューブやってます」
 何だよ。一人でルービックキューブやってんの
か、かわいそうに、でもこんな知らない町じゃ一人
で出歩けないよな。
 「じゃぁ おじさんとお祭り行こうぜ」
 その日は「信長まつり」という大きな祭りがホテ
ルの前の通りで行われる日だった。部屋でルービッ
クキューブやってるよりいいだろう。
 「お母さんに相談します」
 と妙に冷静な広田くんはお母さんに相談するため
に電話をかけたのでした。
 
 と、また話の本筋とは関係ないことになってるけ
ど、ま、いいではないか。

 結局お母さんの許可をもらった広田くんとお祭り
に行った。広田くんは帽子をかぶってやったきた。
 子どもが外にお出かけする時にかぶる独特の帽子
で、普段の広田くんはかぶっていないので、
 お、やる気まんまんだな!
 と、おじさんのテンションも上がった。
 
それから二人で町を歩き、射的をやったりダーツを
したり、ラムネを飲んだりした。
その度に広田くんがお金を出そうとする。
いや、いいよ俺オトナだから、とか言っても恐縮し
ている。「次は僕が払います」なんて言う。
ちゃんとした子だなぁと思いながら道ばたに座って
焼きそばを半分こにして食べてると
「僕こんなとこで食べるの初めてです」
え!そうか。でもベンチとか全然ないしなぁ。しょ
うがないよなぁ。
なんか自分が「パーフェクトワールド」のケビンコ
スナーのような気がしてくる。

食べ終わって肝心の祭りのパレードの信長を道ばた
に座って待つ。
やがて悠然と馬に乗って信長が現れた。
すると日頃の顔見知りらしいおばさんが信長に
「××さーん」って本名で語りかけ、それによせば
いいのに馬の上の信長が「あ、どーも」なんてとっ
ても小市民な感じで答える予想外の展開に広田くん
と二人で爆笑した。

何だか楽しかったなぁと満足して、それにしても信
長の「あ、どーも」はないよなぁ、なんて話しなが
ら二人でホテルに帰っていると広田くんが「あのー
これでー」とおずおずと500円玉を差し出す。
広田くんは、ずっと屋台で僕が払ったお金のことを
気にしてたのだ。
きっと信長のパレードを見ながらもそのことが頭か
ら離れなかったのだろう。
おもしれーなーこの子は、と思い「いや、ほら俺オ
トナだから、子どもからもらえないよ」なんて言うと
「そうですよね。大人のプライバシーがありますも
んね」
「プライバシーじゃないよプライドだよ」
「あ、まちがえました。プライドです」
って二人で笑いつつ、でも今の広田くんわざとボケ
たんじゃねーか?なんて疑って帰った日のことを思
い出して自転車をこいだ。 
 話がすっかりそれてます、すいません。降り出し
た雨のせいです。
 
 ライブハウスに戻るとKEEくんがいた。今日でクラ
ンクアップってことで晴れやかな顔してる。って、
いつも基本気のいいお兄ちゃんって感じだけど。い
つもと違うのは随分髭が伸びててリンカーンみたい
だ。
 もうすぐ公開だから、公開中にするイベントの話
なんてする。まだ決定してないから発表できないけ
ど、おもしろーいことが出来そうです。期待してて
下さい。

 ってか公開せまってきた。やべー。あせってき
た。これをどれだけの人が読んでるか知りませんが
 宣伝して下さいね。良かったら。お願いします。

 ま、渋川さんのことはまた改めて。奥田さんのこ
とも また書こう。怒られなさそうないいことを。
 ルービックキューブのことは ま、いいか。

                       
           余談の多い宮田宗吉(監督)
posted by バカバカンス at 04:17| Comment(11) | TrackBack(0) | キャスト&スタッフブログ

2008年06月20日

ごめーん そんなつもりじゃなかったんだよー(太っちょ口調で)

すいません。ちょっと脚色しました。
その方が面白いかなと。

蝶々を救い出してたのとは知らなんだ。

ま、いいではないか。

不思議キャラを嫌がるのが奥田さんらしくていいぜ。

不思議キャラを気どる女優さんも多いこのご時世で。

そうなんだ。「バカバカンス」の亜衣の役ももっとキャピキャピやるこ
とだろう多くの日本の女優さんは。

それをクールに低音で演じてくれた奥田さんには感謝してるよー(再び
太っちょ口調で)

奥田さんはわざとらしいこと大げさなことが苦手なんだと思う。

それがね 誤解を生むこともあるかもね。
結構みんな女ーっぽいわざとらしーい人好きな男多いからな。

ま、その気になりゃそういうキャラ演じるのもお茶の子サイサイだと思
いますけど。

別のこと書こうと思ったけど、今日はこれでおしまい。

眠くなったきた。

                         宮田宗吉
posted by バカバカンス at 01:39| Comment(5) | TrackBack(0) | キャスト&スタッフブログ

2008年06月19日

ちょっとぉ〜!(ダミ声で)

ずいぶんファンシーな私像に仕立て上げてくれてんじゃん宮田さんよぉ〜!!


台本忘れたのなんて、「アイちゃんだったらそーするべ」ってゆう役作りじゃんよぉ〜!!(嘘)




蝶々追っかけてたなんて不思議ちゃんみたいな事書くなよぉ〜。


人混みに紛れて踏まれそうになってる蝶々を救出してただけじゃんかよぉ〜。(優)




とか文句ばっかいいつつ、自分のこと書かれるのはまんざらでもない奥田でした☆





それにしても宮田さん、記憶力いいよな〜。


私なんて、すぐに記憶の塗り替えやっちゃうから、全然思い出せないことばかりだぜ。




by奥田恵梨華
posted by バカバカンス at 23:13| Comment(10) | TrackBack(0) | キャスト&スタッフブログ

女 奥田恵梨華!の2!

P1010837.JPGさて出てくれるか奥田さん?
マネージャーさんに連絡してシナリオを送り返事を
待つ。
1週間くらい待って下さいと言われた期限が過ぎて
も返事はこない。
うーんこれはだめかも、ドキドキしながら電話をす
る。
「あーごめんなさい連絡遅くなって」とマネー
ジャーさんといつもの早口の元気な口調(とっても
元気で明るい人なのです)
「あの奥田さんはやっぱり難しいですか?」と僕。
「あ、出ますよー」といつもの口調。
 え?ほんまか?
 半身半疑の僕をよそに「じゃあお願いしまー
す。はーいはーいはーい×(繰り返し)」てな感じ
で、(いつもどんだけ「はーい」って言うねん!っ
て思う)電話を切るマネージャーさん。
 あっさり決まってしまった。
 何か意外に
 こんなもんなのか?
 ほんとか?(結構疑り深い性格)
 ま、いいか出てくれるって言ってるんだし。
 うふ。

 奥田恵梨華の出演は決まった。

 んで撮影の1週間くらい前に我が家で本読みをす
ることになった。
 我が家イコール美智男の家の撮影場所だ。

 吉祥寺駅に奥田さんを迎えに行く。会うのは1年
数ヶ月ぶりか。
 と、待ち合わせの改札の前を右往左往してる女が
いる。
 何だ、あの女?
 てか、奥田さんじゃん。
 「何してんの?」
 「え?」と奥田さん。
  奥田さんの見上げた先には蝶々が飛んでいた。
  どっかから紛れ込んだらしい。

  そんな蝶めづる姫君、奥田恵梨華を車に乗せて
我が家へ行く。

  そっから先のことは奥田さんのブログ(6月9
日のブログを参照して下さい)でも書いてある通り。
  本読み(シナリオを声に出して読んでもらうこ
とですよー)の前から俺の本棚を気にしてるなーと
は思ってたけど。
  最初の須田くんが一人で暮らしてる感じって参
考に見せた「コントラクトキラー」は全く見てな
かったと思います。
  ま、奥田さんの出演しないシーンだからいいん
だけど。

  「あ!」
  本棚を見ていた奥田さんが大きな声を出す。
  それが奥田さんのブログの通り、宮沢章夫著
「彼岸からの言葉」を発見した瞬間でした。
  そんなに貴重な文庫本だとは知らなんだ。
  ずっと探してたみたい。(どーも未だに探して
るようだ。あげよかな?)

  その本を喜んで借りていく奥田さん。

  何かようわからんけど、良かった。喜んでるぞ
この人。

  その後はみんなで駅前の居酒屋に行く。
  
  なんだか映画が具体的に進み出した感じ。
  須田くんと奥田さんの二人並んだ感じもいいぞ。
  
  とね奥田さんがこう言いましたよ、酔っぱらう
前にって感じで
  
  「何でも言って下さい、細かいことでも」
  
  いつになく真面目な顔をして、なおかつそんな
自分に少し照れた感じもありつつ。
  
  んなこと言ったんだよ、あの人は。きっと忘れ
てるだろうけど。

  僕はうれしかったよ。

  他の役者さんだったら そんなこと言うの普通
なのかもしれないけど、

  ほら、言わなそうな人だから。



  あぁ、本当に映画が始まるんだ。
  夏の夜、ほろ酔いで、でも少し身もひきしまっちゃう思いで帰った
よ家までフラフラと。

  でさ家のドアを開けて部屋に入りますよ。さっきまで大勢人がいた
部屋だから、いつもよりシーンとした感じの室内です 
  よ。
  
  そんな室内にあったのさ見慣れないシナリオがポツーンと。
 
  忘れ物だね。

  誰のだ?

  台本を手に取る。

  あの女のだ。(続く)

                          宮田宗吉(監
督)

  


 

 
 
 
posted by バカバカンス at 00:29| Comment(7) | TrackBack(0) | キャスト&スタッフブログ

2008年06月18日

女 奥田恵梨華!の1!

男 須田邦裕に引き続き 女 奥田恵梨華について語らねばなるまい。

奥田さんと初めて会ったのは僕が助監督でついた「三年身籠る」という
映画ののオーディションの時のこと。

だから2005年の1月頃だろう。緑子という主人公冬子(中島知子)
の妹のパンクな女の子の役。

オーディションなので次から次へ色んな女優さんがやってくる。んで 
色々質問して
助監督が相手してシナリオを読んで芝居をしてもらったりする。

奥田さんは青いパーカーを着てやって来た。下もジーパンとかそんな感
じだったと思う。パーカーは袖に絵の具とかついてそうなそんなパー
カー。

あの頃の奥田さんを思い出すと いつも青いパーカーを着ていたイメー
ジがある。

その時の印象は恥ずかしがりな美大生って感じ。
絵を書くのが好きなんだなぁと思った記憶がある。
他の女優さんたちに比べて普通な感じでわざとらしいところがないって
いうか。
んでシナリオも読んで芝居をしてもらった。風邪引いてたとかで、調子
あんまりよくなかったんじゃなかったか?確か。
 
ともかく奥田さんは1回目のオーディションに残った。その時は他の女
優さんに比べて断然いいということもなかったと思う。

んで時間をおいて2回目のオーディション。
この時の奥田さんの芝居が良かった。みんなグッときてしまった。1回
目の時はそんな感じもなかったけど(正直もっとグッと来てた女優さん
も個人的にはいた)2回目で慣れたのか(人見知りするタイプだ
と思う)風邪が治ったせいなのか逆転ホームランって感じで。
奥田さんに決定!

そんで撮影しましたよ「三年身籠る」

はっきり言って撮影中に特に喋ったとかそんな記憶はほとんどない。
唯一覚えてるのは 津久井の公民館で支度中の奥田さんが電気グルーヴ
が好きだとか何だの話をした時に
妙にうれしそうだったこと。
何か基本ぶっきらぼうっていうか愛想ないっていうかそんなイメージ
だったので意外だった。
でも別にそれに反感を持つんじゃなくて そういう人なんだって感じ。
何を喋っても芝居をしてるような役者さんも多くて、僕は結構それが苦
手なので普通な感じの奥田さんはいいなぁと思ってた。

その後打ち上げの時に席が隣になって色々喋った気がするけど酔っぱ
らっててあんま覚えてない「結婚してー」
と奥田さんが言ってたような言ってないような。そん時も青いパーカー
を着ていた。(着てないかもしれないけど常に着てたイメージ)

そんで「バカバカンス」
「三年身籠る」終わって1年と数ヶ月。
亜衣役が見つかってなかった。色々な人に会ってはいたけど。
そんで えーい!ダメもとだ、と奥田さんにお願いしてみたのでした。
(続く)

                                
   宮田宗吉(監督)
posted by バカバカンス at 00:42| Comment(6) | TrackBack(0) | キャスト&スタッフブログ

2008年06月17日

松本ともこ(フリーアナウンサー/DJmappie)様より

美智男に惚れちゃいそう。
 海と車とやきそばと・・・愛?亜衣?
 人を愛するってバカだけど最高!
 あ、雨の中、亜衣がつぶやいた言葉が気になってます。
 監督。続バカバカンスに期待してます。

     松本ともこ(フリーアナウンサー/DJmappie)
posted by バカバカンス at 11:35| Comment(2) | TrackBack(0) | メッセージ!!

2008年06月16日

ぐるりのこと。!

「ぐるりのこと。」を見た。見なきゃ見なきゃと思いつつ、期待が大き
すぎて、満をじして、いいタイミングで 見に行きたかった。
ブログを見ると奥田さんも見に行ってる。その感想を読むと何となく伝
わってくる。良かったんだなって。
大体 あれだ。「ぐるりのこと。」のスクリプターさんが僕にチケット
を送ってくれたのだ。
うれしかった。ほっといても見に行くけど、僕が「ハッシュ」が凄く良
かったって話してたのを覚えていてくれたのだ。(ちなみにそのスクリ
プターさんは橋口組をずっとやってる)そういうのって、ちょっとうれ
しい。ありがとうございます。
で、シネマライズに行った。
何か見る前からドキドキした。
こんな感じで映画を見るのはそうはない。
「ハッシュ」良かったもんなぁ、たまに最近良かった映画何?って聞か
れて「ハッシュ」って答えて
もう何年前だよ って自分でも思うけど。
で、見た。
良かった。
というかなんて言うか あの いい映画見たあと 僕だけかもしれない
けど
このその余韻に浸ってたい つうか現実に戻ってどうでもいい会話した
くない つうか
そんな気持ちになる時あるけど、まさにそんな感じ。
あのリリーフランキーと木村多江の夫婦は僕の心の中にあります。現実
にいる人のように。
助監督でついた作品でもあるけど 映画の中の登場人物なのに心の中に
現実の人のように残る人たちがいるんです。
うまく言えないけど。
リリーフランキーのお芝居って ひょっとしてまずいことになってるか
も?って、ちょっと心配してたけど
そんなこと全然なくて(俺なんかに心配されたかねーよって感じだろう
けど)大丈夫だった。役にはまってた。
木村さんが泣き叫ぶ役でリリーさんがそっと見守る役だったから余計良
かったんだと思う。
そう思うと役者さんってのは不思議だ。プロの役者さんはとってもたく
さんいる。
でも あの役は役者じゃないリリーフランキーの役だ。
「役者のレッスン受けるのも大事だけどどういう人生を送るのかの方が
大事」って言うし。
「役者はどんどん下手になる」とも言うし。
 
助監督せずに監督するか 助監督して監督するか 
助監督して得られるものもあるけど損なわれるものもある

てのと似てるかも?似てないか? 

ややこしやー、あー、ややこしやー(このギャグはそんなに好きじゃな
いけど)

リリーフランキーも別の映画に出たら全然ダメだった てこともあるで
しょう、きっと。

笑いのバランスもちょうど良かったなぁ。これぐらいがちょうどいいと
思う。
シリアスなやりとりの後にひょいっと笑えるのが入ると逆にぐっと来る。

僕は自分の手がちっちゃいのが嫌だったんだけど なるほどそう思えば
いいんだ!って勉強になりました。
(映画見れば分かります。見て下さい)
大体 女の人で男の指が好きとか言ってる人いるけど「セクシー」とか
つって その時点で俺はその女に関心なくすぜ!

でも好きだったらそうでもないか。指のばそーって必死になったりして。


それはともかく、何せ映画ってねー いいなーって思った映画は いい
なーってだけで。
つまんない映画の方があーだこーだ言える。
 
何か気のきいたことでも言いたいけど。

言葉で何が言える!
だから映画撮るんだ!

って開き直ったりして。

ま、見た方がいいと思います。
映画館でぜひ。
映画見終わってなかなか立ち上がらないお客さんたくさんいましたよ。
そんな気持ちだったんでしょう皆さん。そんな映画。


                             結婚し
てーと思った宮田宗吉(監督)
posted by バカバカンス at 13:10| Comment(1) | TrackBack(3) | キャスト&スタッフブログ

2008年06月15日

地震と空撮

バカバカンスに空撮はない。海沿いの道を赤いオンボロオープンカーが走っていくのを俯瞰で撮ってる絵なんかはいいと思うけど そんなお金ない。
今朝テレビをつけたら 岩手宮城の地震で土砂崩れで埋まった旅館の現場を空撮で撮っていた。
まただ。
テレビはすぐ空撮をする。それも各テレビ局何社も。当然 上空にはヘリコプター何台も飛んでることになる。
これはね
めちゃくちゃうるさいですよ。
あの土砂崩れの中には七人生き埋めになってる。
その人たちが 小さな埋めき声をあげても 聞こえません。
ヘリコプターがうるさいから。
そんなこと何度も言われているのに 何でまたするのだろう?
そのヘリコプターからは記者がはりきって中継している(ように僕には聞こえる)
うるさいよ。
僕は神戸の地震の時に大学生で神戸市灘区に住んでいた。
地震の翌朝 ヘリコプターの音で目が覚めた。窓の外を見るとたくさんのヘリコプターが飛んでいた。あんな光景を見たのは そん時だけだ(そもそも家の近所の王子競技場が国のヘリポートになっていた)
ああいう現場を空撮するのはやめてほしい。
神戸の地震の時にも生き埋めの人の声がヘリコプターで聞こえなかった って言われてたじゃないか。
忘れたのか。
忘れてないと思う。ヘリコプターを飛ばしながらためらってる人もいると思う。
でも やめられないのだ。他局がやるから自分の局だけやめられないのだ。
そんなことばっかりだ世の中は。
って言ってる場合じゃない。
そもそもテレビってちょっとおかしいと思う。ニュースの映像に音楽をつける感覚は麻痺してると思う。悲惨なニュースに悲惨な音楽をつけよう と思って どの音楽をつけようかと迷ってる気持ちってのは どんな感じだろうか?大げさなナレーションをつける時に もっとトーンを落として言って下さい とか指示してるのかな?
普通でいいのに。
何もしなくてもいいのに。
NHKは まだそう心がけてるように見える。 本当に神戸の地震の時に民放テレビ見る気にならなかったもんな。
大げさで。
大げさなタイトル文字(プロレスのタイトルマッチみたいな字体で「被災地を行く」とか)
大げさな音楽。
眉間にしわをよせた何故か息の荒い大げさなレポーター。
んで神戸の地震以降もそういう演出をするニュースが増えてると思う。
でもそうしないと視聴率が下がるらしい。 ってことは 見てるこっちがバカなのか。

無駄な空撮をするならビンボーな映画にちょっと貸してちょ。
宮田宗吉(監督)
posted by バカバカンス at 16:52| Comment(1) | TrackBack(0) | キャスト&スタッフブログ

2008年06月14日

男 須田邦裕!の3!

P1010254.JPGこないだ須田くんが家にやってきた。
チラシを欲しいからと。
何せ須田くんの家は近所だ。
吉祥寺駅から自分の家に帰る途中にヒョイと寄れば僕の家だ。
ちなみにチラシは家に大量にある。
最初に刷ったチラシが2万枚。
飲んだビールが5万本。

そのチラシが刷り上がったのを宣伝のアルゴピクチャーズで満足げに見ていた僕だったが 
ん?
間違いがある。
ストーリー紹介の文章の最初のセンテンス二つが抜けている。
たらりと冷や汗が垂れる。
2万枚。
見なかったことにしよう。
と一瞬思う。
いやいや そんな訳にもいかぬ。
このままでも意味通じる文章かも と思い読み直す。
無理がある。
アルゴの中で相談。
元原稿のデータを確認する。
その時点から間違っていた。印刷屋さんのミスではない。
何で見逃してしまったのか?目を通してたのに。
最近地味に悪いことが続く。
修正シールを貼るという考えはもちろんある。
でも敵は2万枚。
このままでも意味通じる文章かも と思いまた読み直す。
うーむ。
2万枚。
こっちも2万人いればいいけど。
いないし。
花を入れる花瓶もないし。

結局 修正シールを刷ることになった。
「バカバカンス」っぽくていいじゃん!
ってことで。
そっから貼る日々。
電話をかけその時空いてた人に家に来てもらい貼る。
貼る。貼る。貼る。
一人でも貼る。
段々あきてくるけど こういう仕事だと思ってする。
もともとラジオ好きだけどこういう作業にはAMラジオがピッタリ。
それでも嫌になってくるとこれは写経だと思ってする。
人生は修行だ。
新たに修正したチラシも刷り直した。
でもこの間違いチラシを無駄にするのも忍びない。
この子は悪い子じゃない。

馬場元、奥野さん、加瀬さん、松倉、関谷さん、笹倉さん、井出ちゃん(めちゃくちゃ貼ってくれました)、小寺、いさむちゃん、つとむちゃん、高杉さん、神保町シアターの方、稲川さん、あばらせっしょん、その他貼って下さった全ての方に感謝します。
ありがとうございました。
って、まだちょっと600枚くらいあるけど。それは僕が何とかするきに。

んで須田くん。
家に鎮座する修正チラシの山を見て
「僕まだ貼ってないチラシでいいです。自分でシール貼りますから」
いい奴!
やっぱ須田くんはいい人だなぁ。

そして須田くんはチラシを抱えて帰って行った。
「一緒にメシでも食う?』と誘ったけど彼女が待ってるので、と帰って行った。

須田くんが帰った後も少しシールを貼った。ちょっと寂しくなった。
彼女も一緒にメシ食おうって誘えばよかった、って思った。
でも それも何だか気使うかなぁとも思った。

須田くんの彼女は「バカバカンス」を見てどう思うんだろうか?
もっとかっこいい邦ちゃん撮って!(邦ちゃんと呼んでるかどうかは知らないけど、そんな風に呼んでるといいなぁと思う。クーニーとかクーニャンとか うふ)って思うかな。
かっこいい役じゃないもんなぁ。すいません。

須田くん!今度相撲とろう!


宮田宗吉(監督)





 
posted by バカバカンス at 15:13| Comment(2) | TrackBack(0) | キャスト&スタッフブログ

『acteur』に須田邦裕!

本acteur(アクチュール) No.11 2008 JUNE」(キネマ旬報社)
アクターズデータというコーナーに須田邦裕さんが紹介されています。
posted by バカバカンス at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 最新情報

中森明夫(コラムニスト)様より

海辺を疾走する“気狂いピエロ”ならぬ“脱力ピエロ”、『バカバカンス』は21世紀の冒険なき、“冒険者たち”のロードムービーだ。
日本映画の女神・奥田恵梨華の魅力、全開!!


中森明夫(コラムニスト)
posted by バカバカンス at 06:19| Comment(1) | TrackBack(0) | メッセージ!!

2008年06月12日

安斎肇(イラストレーター)様より

バカだなあ。
バカだよ、アイを信じるなんて。
バカだよ、アイに振り回されるなんて。バカだな、ミチオ。
青春に、夏に、海に、バカが揃ってナチュラル・トリップ。
ウルトラCにウラヤマシイゼ!!


安斎肇(イラストレーター)
posted by バカバカンス at 16:34| Comment(4) | TrackBack(0) | メッセージ!!

2008年06月11日

角田光代(作家)様より

馬鹿みたいにだれかを好きになったり、馬鹿みたいに語り合ったり、馬鹿みたいに逃げてみたり、馬鹿みたいに傷ついたり、馬鹿みたいに許さなかったり、馬鹿みたいに許したり、
――若い日にそういうことをしなかった人を私は信用しない。
つまり、この映画はすごく信用できるのだ。


角田光代(作家)
 
 
posted by バカバカンス at 18:46| Comment(1) | TrackBack(0) | メッセージ!!