6月9日はロックの日だっつうことで 奥田さんもロックぽくちょっと失言してますけど。
姉ちゃんはよこちょでムラムラ。
ってことで。しょうがない。
だってロックの日だもの(byみつを)
須田くんの続きを載っけるつもりでほぼ文面も出来てたけど変更してピーズの話にする。
だってロックの日だもの(byみつを)
昨日6月8日に赤坂ブリッツにピーズのライブを見に行った。(「バカバカンス」のチラシも折り込んでもらいました。ありがとうございます)
ボーカルのハルさん曰くデビュー21周年ライブってことで、本当は6月9日にしたかったけど月曜日なので1日前の8日の日曜日にしたそうです。
ピーズは「バカバカンス」のエンディングテーマ「ノロマが走って行く」を使わせてもらってるバンドです。僕が高3の時にデビューして、そん時からずっと聞いている。最初は短いキャッチーな曲ばかりで正直オバカな感じの曲が多かった。聞き直すと今を予兆させるような曲もあるけど、でも基本的にはライブで盛り上がりそうなアップテンポな曲が多くて、それはそれで良かった。
バンドも若かったし僕も若かった。
ところがバンドが3枚目4枚目になっていくと段々と歌詞が深刻なものになっていく。
どうしちゃったんだろハル?なまじ最初の頃の歌が「なっとーばっか食ってていいのか」とか「からあげ残しておいてほしかったぜ」とか「けばい やらせそうだぜ」とか歌ってた人だったから。
ただその当時僕は割とのほほーんと暮らしてたので 歌詞が深刻になっていくピーズを毎回買ってたけどそこまで共感できてたわけじゃなかった。
けどそんな風になっていくピーズを追っかけるように僕の生活ものっぴきならない感じになっていく。別に追っかけなくてもいいのにね。
でピーズは1997年に活動を休止してしまう。僕が助監督をしに東京へ出て来た年だった。
休止中はハルは調理の仕事をしていたそうだ。
僕は助監督をし始めた。
んでヘロヘロになってく。助監督の仕事がってこともあるけど ま実生活がサツバツとしていました。
自分のことをよく分かってるつもりだったけど そんなことは全然なくて。
凄く人に迷惑かけるし。
思ったより最低な人間だということを自覚して 自己ケンオに陥ってました。
でも自己ケンオと自己トースイは似てるらしーぜ。
なんつって。
ま、それはさておき
それまで幸せな感じだったから しょうがねーか
なんて当時は思えない。
今なら思えるけど。
って、ほんとは嫌ですけど。
20代後半はあんまいい思い出ないなぁ。そういう時期なのかなぁ?
どうなんだ?須田くんと奥田さん?
「あたりまえだと思うと不幸が始まる」
って大沢ゆーり先生がよくおっしゃってますが 何か演歌っぽくてロックの日にふさわしくないので 却下!
ま そんな日々にぴったりきたのがピーズだった。ピーズばっか聞いてた。
そんなことをライブを見ながらおじさんは思い出していました。
「脳みそがじゃまだ 半分で十分」とか「ずいぶん離れちまった 何も感じなくなった」とか「どこの誰がほんとに幸せなんだろーか」とか「やりたいことが多すぎて何にもやりたくなくなくなっちまった」とか「やりっぱなしでサイナラだバイバイ」とか「どーせ赤の他人だぜ」とか「待ってたけれど 来なかったけど それなそれで いい」とか「わざと変な舟にのった」とか「汚れるほど汚れるほど愛しい景色がおかげで増えるよ 悪くはねーよ」とか「忘れたりはしないけどよ 思い出したりはしないよ」(「バカバカンス」の中でオーナーが歌ってる)
とか
よく歌ってたな。
今も歌うけど。
最低な気分な時にはまるのがピーズ。ゼツボー的な気分で聞くと、それはそれで気持ちいい。
でもそんなとこで気持ちよくなってちゃ演歌と変わんないんじゃないか。
そっから そんなとこで気持ちよくなってんじゃねー 行くぜオラってのがピーズであってロックなんだと思うロックな日。6月9日。もう6月10日になっちゃったけど。
1997年に活動を休止したピーズは2002年に復活して2003年に「Theピーズ」ってタイトル のCDを発売する。
きっと腹をくくったんだと思う。
どーせ死ぬんだから死ぬまでは生きのびよう って。
復活CDの一曲目は「生きのばし」って曲で「死にたい朝 まだ目ざましかけて 明日まで生きている」
って歌ってまさーね。んで「くたばる自由と生きのばす自由」って。
僕は助監督しながらピーズの曲がエンディングに流れるような映画を撮りたいなぁとずっと思ってた。
それは きっと情けない男が主役でそいつに色々なことが起こってゼツボー的な気分になったりするだろう。でもどうにかやっていく。って話。んでラストにはピーズが流れる。映画館を後にする。帰り道に映画のことを考える。もしくは数日後に電車に乗りながらふと映画のことを思いだす。
みたいなことをモーソーしてました。
でシナリオを書き映画を撮ることになりエンディングテーマにふさわしい曲を探し始めた。復活してからの曲がいいなと思ってた。
それで決めたのが「赤羽39」ってCDに入っていた「ノロマが走って行く」
「バカバカンス」っていう映画に一番合うと思った。
と、勝手に思ってたけど 使わせてもらえるかどうか自信は無かった。
でもシナリオと編集中のビデオと手紙を渡してプロデューサーの高橋さんに交渉してもらったらOKがもらえたのでした。
感謝してます。
というか他の映画でこんなにピーズが使われるようになるとは全くもって予想してなかった。
またピーズが使われてる映画って思われるかもしれないけど。
知りません。
負けてないぜ。
って強気に出るぜ。
だって今日はロックの日だから。
シックスナインの日じゃございませんぜお嬢さん。
明日は須田くんのことを書くことを決意している宮田宗吉(監督)
2008年06月10日
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