


いさむくんに「新さん」を貸していたのには訳がある。
いさむくんと吉祥寺の居酒屋で二人で飲んでいた時に隣にたまたまこの漫画の原作者の久住昌之さんが座っていて何となく勢いでお話をした。
実はちょうど一年くらい前にも吉祥寺の別の居酒屋でも居合わせた久住さんとお話させてもらって写メまで一緒に撮ってもらったことがあった。
そんなこともあって 酔った勢いもあって 久住さんに話しかけてしばらくお喋りしたのが ちょうど2週間くらい前。
で、いさむくんは久住さんのことを知らなかった。何度も居酒屋で見かけて喋ったこともあったけど どういう人か知らず 何となく芸術家なんだろう と思っていたそうだ。
何!それは良くない!
ってことで うちにある何冊もの久住さんの作品の中から 「新さん」とか「ダンドリくん」とか「孤独のグルメ」とか貸したのでした。
いさむくんは 新さんが気に入ったようです。
新さんはいい。
かっこつけてるとこがいい。そして それが空回りしてるとこがいい。
そして新さんが第一話で食べに行くラーメン屋。あれは実在する。うちの近所にある。漫画の中で新さんが経験したこととほぼ同じことを僕は経験した。世の中にゃ恐ろしいラーメン屋もある。
久住さんはとってもいい方で楽しくお喋りさせてもらいました。
帰り際に明日ライブやるから良かったら見に来て下さい と言われたので見に行きました。
渋さ知らずと一緒にやった いいライブでした。漫画の世界まんまの日常の細かなことを歌った歌から ロックな歌 皇太子の歌まで 楽しみました。
「新さん」は この一冊だけなのか?と いさむくんに聞かれましたが そうですね 続編読んでみたいですね。
宮田
いさむ。
奥田。