


に参加してきました。
セバスチャンのプロデューサーappledoreのいさむくんと店番from10時〜17時。出店料2500円。
天気も良くて 売り上げもそこそこで人生初フリーマーケット(店側)を満喫しました。
家にあったフィギュアやおもちゃ 服など処分できて良かったです。
感動的なのは まだ小さな男の子が 全くの見た目の好みでフィギュアやおもちゃを選んでいくことです。
「あ!○○だ!」っていう自分の知ってるキャラクターを買うのでなく そんときの第一印象で大人なら選ばなそうな 少し汚れた正体不明な謎のロボットやタイガーマスクの敵方キャラを親に買ってもらってました。
タイガーマスクの敵方キャラのフィギュアを買った男の子はメキシコと日本のハーフの男の子(多分。お父さんがメキシコ人みたいだった。いや チリ人かもしれないけど)で5才くらい。
その男の子はお父さんやお母さん(日本人)やお兄ちゃん(8才くらい)と何度も当店に来店して そのたびにその敵方キャラ(ライオンのマスクをかぶって両腕を曲げて力こぶを作ってる)を取り上げてじっと見ては訴えるような目でお父さんやお母さんを見つめる。だけどお父さんお母さんは やんわりと無視。
別に あえて その薄汚れたライオンレスラー選ばなくても
って思うお父さんやお母さんの気持ちも分かる。
僕自身も店頭に置いてはみたものの 何故に彼がそのライオンレスラーに執着するのかよく分からない。もっと いいの他にあるじゃん!
何度か来店したけどライオンレスラーに執着した彼はやはり買ってもらえません。そんな彼が残念そうに店を去ってしばらくたちました。
ふと気が付くと彼がこっちに向かって人ごみの中を走ってきます。手には100円玉を握りしめて。
ご両親の許可を得たみたいです。
満足そうな笑みを浮かべてライオンレスラーを手に去っていく男の子を見て思いました。
フリーマーケットって何だか楽しい。
そっから数時間後 日も暮れてきて閉店する店も増えてきました。 当店もそろそろ閉めようかと思い始めた頃にその男の子は現れました。三才頃の男の子です。お母さんと一緒です。
その子は 僕が10数年前に外国で買った謎のロボット(ちょっとドムに似ている)が気に入ったご様子。薄汚れたロボットを母親にせがみます。
今度のお母さんは このおもちゃに集中してくれると自分的に楽 みたいなことを言いながら購入してくれました。
お母さんの背中にかくれながら満足そうな笑みを浮かべた男の子。
思います。
フリーマーケットっていいな。
数分後 当店の前方10メートル程先の人ごみの中で倒れこむ男の子がいます。
ロボットを買った男の子です。
男の子は10センチ程のロボット相手に転びながら格闘しています。
何ていうか 屏風から体半分だけだして男役と女役を演じる芸人さんを見るようでした。
必死に戦う男の子。
つい数時間前まで部屋の片隅でのんびりしていたのに急に戦うはめになったロボット。
男の子はパルコの屋上を転げ回ってます。
フリーマーケットってすばらしい。
はっきり言って僕らの店は吉祥寺パルコの屋上では異色でした。
大半の店が女の子が女の子のために女の子の古着を売る中 当店では バランスボールやらビールのジョッキやらゴルゴ13やら何やら売ってるのです。
洋服もちょっとだけ売りました。昔買ったジャケット。でも それもカレーのしみがついてる なんて おじさんに指摘されて(確かについてた)値切られました。
それも含めてフリーマーケットは楽しい。
寒くなる前にまた出店することを決意したのでした。