を見た。渋川 蘇りの血 清彦 先生が出演している芝居です
。
原作は色川武大さんです。http://kyoujinnikki.web.fc2.com/index.html
須田くんがチケット取ってくれて奥田さんと三人で見に行きま
した。
ゴールデン街劇場って初めて行きましたがとってもちっちゃな
ところで
舞台が近いです。
渋川さんは精神科医役で軽妙な役でした。この息がつまりそう
な芝居の中でホッとさせてくれました。
「天使の卵」って映画の助監督をした時にいくつか精神病院を
取材しに行った時のことを思い出しました。
70過ぎてるのに50才くらいにしか見えない患者さんとお医
者さんが楽しそうにキャッチボールをしてたり、マツケンサン
バで盛り上がって踊ってたのとか印象的でした。
中途半端に気が狂ってるのより本格的に気が狂ってる方が楽か
もしれないな
って「狂人日記」の中で主人公の弟が言ってましたが、そうか
もしれないなぁって思いました。
精神病院の患者さんは基本的にみんなボーッとしてました。薬
が効いてるってのがあるみたいです。そして統合失調症の薬っ
てのが昔より効くのが出来てきて状況は変わってるそうです。
だからこの原作が書かれた時と今とはまた違うとこもあるんだ
ろうけど。
あと
統合失調症になる人って真面目な人が多くて、退院して就職し
ようとして履歴書書く時に正直に入院歴のことを書いたりしち
ゃうんですよねぇ、黙っとけばいいのにねぇ
って取材先のお医者さんが言ってたけど「狂人日記」の中でも
主人公がそうしちゃってました。
気が狂わないにこしたことないけど、誰もが病気になるように
気が狂う可能性は誰にでもあるからなぁ。
原作をちゃんと読んでみよう。
芝居を見終わった後は歌舞伎町のディープなディープな中華料
理店に行きました。
とってもハイテンションな店員の中国人のおばちゃんが店内を
駆け回ってました。
声も異常に甲高いです。躁状態みたいだけど、あのおばちゃん
はあれが
普通なのでしょう。
ずーっと鬱な芝居を見た後にこのおばちゃんのハイテンション
。WAO!
その中間でうまくやって行けたらと思いますけど。
2010年01月23日
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大抵、正しいことを言い続けると、そのようにされます。
また、長いものに巻かれてコロコロ態度が変わる人は統合失調症とは診断されません。
これは逆に周囲の都合によって病気が隠される例です。